回答
丙種危険物取扱者試験の学習対策についてまとめます。
工業科の学生の方は、学校で取得を勧められることもあります。
【
全体的な戦略
】
高校の物理や化学では習わない項目がほとんどなので、普通科の学生の方は始めは苦労するかもしれません。
試験科目によって合格ラインである6割に到達するまでの学習時間も異なりますので、予め各試験科目の目標点数を決めて学習することをお勧めします。
どのような試験においてそうですが、合格するために満点を取る必要がありません。特に、危険物取扱者試験は6割が合格ラインですし、各科目で足きりライン(※)がありますので、バランスよく学習することが合格への最短です。
(※)足きりラインとは、試験科目の中で6割未満の点数しか取れない場合には、他の科目が満点であっても不合格になるという制度です。
【学習時間の目安
】
まず、よく質問される学習時間の目安ですが、理科系の科目が好き嫌いの差で大きく学習時間が異なるのが特徴です。
35時間(誤差10時間)
【試験科目と対策
】
・危険物に関する法令 10問 (満点取るのは難しく9割を目標にして下さい)
→ 混同しやすい制度や、よく似ている言葉があります。それらを表などに整理して区別して覚えて下さい。
・燃焼及び消火に関する基礎知識 5問 (満点も狙える科目です。9割を目標にして下さい)
→ 燃焼の三要素、消火の四要素、消火のメカニズム、消火の種類、消火器に関することなどが頻出です。
→ 高校生向けの物理・化学の参考書は、試験対象が異なりますので、試験には直接役に立ちません。
・危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 10問 (満点も狙える科目です。9割を目標にして下さい)
→ 対象となっている危険物(ガソリン・重油・軽油など)の性状を覚えて下さい。その際に覚えるべき事項は以下の通りです。
(1) 液体の色 (無色透明など)
(2) 比重 (水より軽いか重いかを特に意識して下さい)
(3) 沸点 (できれば具体的な温度を覚えて下さい)
(4) 融点 (できれば具体的な温度を覚えて下さい)
(5) 引火点 (できれば具体的な温度を覚えて下さい)
(6) 発火点 (できれば具体的な温度を覚えて下さい)
(7) 燃焼範囲 (できれば具体的な温度を覚えて下さい)
(8) 蒸気比重 (1より大きいか小さいかを特に意識して覚えて下さい)
(9) 水溶性 (水に溶けやすいか、溶けにくいか)
(10) その他の可溶性 (アルコールに溶けるかどうかなど)
(11) 揮発性 (蒸発しやすい、蒸気が有毒など)
(12) 臭い (刺激臭、芳香臭など)
(13) その他の性質 (酸化力が強い、消火が困難など)
※ 全ての物質でこれらの性状全てを覚える必要はありません。試験に出る出ないなど偏りがあります。
→ 物質同士の共通点・相違点も押さえて下さい(重油と軽油の違いなど)。
これらの問題は、当サイトの無料問題集に合格に必要な量を収録してありますので、そちらもご利用下さい。
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